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【緊急支援】フィリピン大型台風30号(ヨランダ):サマール島 被災地訪問③

2013年12月02日

11月8日に史上最大級の猛烈な規模でフィリピン中部に上陸した台風30号(ヨランダ)で被害がひどかった東サマール州の被災地の状況について報告します。

▶被災者支援のための募金を受け付けています。【募金方法はこちら 】

■11月22日 東サマール州の被災地をめぐる ヘルナニ行政区
IMG_0644_hernani.JPGのサムネール画像
自宅のあった場所を指さしながら経験を語るロウェナさん
 東サマール州のヘルナニ行政区は、東サマールの中でも甚大な被害を受けた区です。死者65名、行方不明者7名(11月16日現在)と発表されていますが、実際の死者はもっと多いだろうと予想されています。沿岸地域は壊滅状態で、住宅は全壊、または完全に流出していました。ところどころ、ヤシの木なども全くなく、平らになってしまった土地も見られました。

 区庁舎を訪問しましたが、ここもガラスが割れ、1階の壁は流され吹き抜けとなっていました。ここには米国国際開発庁(USAID)などからの物資が置かれ、区庁舎前の広場では物資配布活動が行われていました。区庁舎に併設されていた社会福祉開発局の事務所はなくなっており、また保健局の建物も残ってはいるものの大量の土砂が流入していたため、使うことができません。健康相談や診察は、区庁舎の1階を使って実施していました。

 13あるバランガイ(フィリピンの最少行政単位)のうち、5つのバランガイが壊滅状態にあるとのことです。漁船はすべてなくなりました。大型の台風が来るからと内陸部に避難させた船もあるそうですが、それでも高潮と洪水で被害を受けたとのことです。

 ここでは区長が奮闘していました。区長は自らトラックを運転して物資を配送し、遺体の運搬や埋葬も行ったとのことでした。「常に、『区長、助けてください』『区長、これはどうしましょう』と助けを求めてきます。疲れて寝ようと思っても寝ることができません。1ケ月もすれば支援物資は底をつくことが予想されるため、その時のために計画的に配布したいと考えています。が、人々はここにある物資をすべて配布するよう要求してきます。大量の漁船がなくなり、ヤシの木もやられ、住宅も建設しなければなりません。長期的な支援が必要です」と話す区長は、非常に疲れた様子でした。家を流された人のために、区では、再定住地を用意する予定とのことです。

 区庁舎を離れ、50軒以上が流されたという沿岸部に行きました。物資を受け取り、歩いていた女性、ロウェナさん(44歳)から話を聞きました。「私たちは山(沿岸から1キロメートル以上内陸部にあると思われます)に小さな小屋を持っており、前日(11月7日)の夕方、子どもと山の方に逃げました。うちは小さなお店を営んでおり、店番をするために夫は残りましたが、夜中の12時ごろ、風と雨が強くなり、水位が上がってきたので、夫も山の小屋に近所の家族とともに逃げてきました。朝方4時、とても風が強く、水位が高くなっているのがわかりました。台風が過ぎ去り戻ってきましたところ、店も家もなくなっていました。今もその山の小屋で寝泊まりしています。子どもは、少し風が強くなると怖がり、泣き出してしまいます。」と話してくれました。 

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■支援活動の概要
 日比NGOネットワーク(JPN)はフィリピンに関わる国際協力を行う20団体で構成されています。JPNでは、現在、援助の手が十分に届いていないサマール島の住民を対象に、支援活動を開始しています。本支援にあたっては、フィリピン側カウンタパート「比日NGO パートナーシップ(PJP:Philippines-Japan NGO Partnership)」(現地NGOが19団体参加するネットワーク)と協力して、「フィリピン農村人材開発パートナーシップ」(PhilDHRRA)(農村開発を進めるNGOの連合体)による食料や飲料水などの給付活動を応援しています。

【実施団体】 Western Samar Development Foundation, Inc.(WESADEF)
西サマール開発財団(ウェサデフ))
【対象】 東サマール州
【支援内容】 食料、飲料水などの救援キット(1世帯あたり400ペソ(約900円))の配布

日比NGOネットワーク(JPN)とは
比日NGOパートナーシップ(PJP)とは
「フィリピン農村人材開発パートナーシップ」(PhilDHRRA)とは (英語)

■ご協力の方法
 下記口座(ゆうちょ銀行)にて、募金を受け付けております。(JPNでは物品のご寄付は受け付けておりません

  ゆうちょ銀行からのお振込み   他銀行からのお振込み
  口座番号:00140-6-338579
  加入者名:日比NGOネットワーク
  店名(店番):〇一九(ゼロイチキュウ)店(019)  預金種目:当座
  口座番号:0338579  受取人:日比NGOネットワーク
(店名を入れる時、最初にゼロの「セ」を押すと数字が出ます)

※お振込の履歴からはご連絡先の情報を得られない場合があります。お名前、ご住所、お電話番号をJPNまで
    ご連絡ください。(電話:03-3945-2615 Fax:03-3945-2692  メールアドレス:jpn@acc21.org)
※事務局活動費(現地との連絡調整活動費、海外送金手数料、国際通信費を含む)として、最大20%を目安に充当させて
    いただきます。事務局活動費は最小限度といたします。

【問合せ先】
日比NGOネットワーク事務局(西島、アンガラ)
(特活)アジア・コミュニティ・センター21内
〒113-8642 東京都文京区本駒込2-12-13 アジア文化会館1F
TEL: 03-3945-2615    FAX: 03-3945-2692
E-mail: jpn@acc21.org