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【緊急支援】フィリピン大型台風30号(ヨランダ):現地からのレポート

2013年11月12日

  11月8日に史上最大級の猛烈な規模でフィリピン中部に上陸し、1千万人近くの被災者、千人以上の死者を出した台風30号(ヨランダ)の被災地の状況について、フィリピン滞在中の西島より、レポートが届きました。

▶被災者支援のための募金を受け付けています。【募金方法はこちら 】

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■避難所の状況
Sorsogon-Bicol-Yolanda-EPA-20131108.jpg
ビコル地方ソルソゴン市での避難所の様子。
Rappler.comより
 被災地では体育館や学校などの避難所に人々が避難していますが、コンクリート製であっても崩れていたり、屋根が吹き飛ばされていたりして、すべての学校や体育館を使用できるわけではありません。避難所となった体育館は人でいっぱいで、テレビでみる限り、やっと横になることができるスペースがある程度です。非常に暑く、みな必死で扇いでいます。2階建ての家で2階が吹き飛ばされても1階は無事だった人は、1階にとどまって生活しています。瓦礫で雨風をしのげる小屋を作り始めている人もいます。しかし、多くの人は道路や広場にただ寝ているとのこと。

■難航する行方不明者の捜索
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東サマールのギウアンは最初に上陸したところで、半島のようになっており、壊滅状態です。
GMA News Networkより。
 行方不明者の捜索も進んでいません。テレビでは「3日間瓦礫に子どもが挟まれていたが、助けられなかった」と泣いている人が映されていました。いまだ停電が続き、通信網も途絶えています。レイテ島の電力が回復するには2カ月はかかるだろうとのことです。テレビが遠方にいる家族や親戚に安否を知らせる手段となっています。

■支援活動の課題
 レイテ島のタクロバン市には支援の手が伸びつつありますが、同島のオルモック市にはいまだ届いていません。米は大量にありますが精米しておらず、また精米機も壊れているため、このままでは捨てることになるだろうとのことです。それどころか、セブ島からトラックで物資を運び、高価で販売している人もいるそうです。

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東サマールのギウアン(Guiuan)は台風が最初に襲ったところです。壊滅状態にあります。
GMA News Networkより。
 パナイ島の被害も甚大です。カピス州はまだ停電しており、全体像がつかめません。農地改革と有機農業を主体に活動するN現地GO「農地改革と開発センター:Center for Agrarian Reform and Rural Development(CARRD)」が日本政府の「草の根・人間の安全保障無償資金協力(GGP)」の支援を受け2009年に設置した有機米用の精米施設が被災し、利用することができなくなりました。せっかく有機米として認証を受けることができたにも関わらず、このままでは化学肥料を使う精米機を利用せざるおえなくなります。NGOでは農業の支援を実施したいところですが、農民組織を中心にこれからの半年は緊急支援にあたるとのことです。

 フィリピンでは政府・民間の様々な団体が全力で支援活動に当たっています。 12日、フィリピン大学の医学部の卒業生がボランティアを募り、軍用機でタクロバン市に向かいました。片道チケットだそうです。 また、救援物資の袋詰めも急ピッチで進んでいます。社会福祉開発省の救援物資センターでは、学生たちが「みなさんのことを忘れていません。希望を持ってください」などと励ましの言葉を袋に書いている様子がテレビに映されていました。

 タクロバン市の空港は瓦礫で覆われているので、現在は軍用機しか降り立つことができません。物資の輸送は非常に困難を極めています。近くの島から船、または陸路で輸送している被災地もありますが、トラックが入れるところは限られています。道を覆っている木を切ったり、瓦礫を片づけたりしながら輸送しているそうです。

 こうした深刻な被害が判明しつつありますが、12日、新たな熱帯低気圧(フィリピン名:ゾライダ)がフィリピンに入り上陸し、ミンダナオ島に加え、ボホール島やネグロス島、パナイ島などの被災地を襲っています。

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◆支援活動の概要
JPNでは、皆さまからのご寄付を確実に現地に届けるため、現地カウンターパート「比日NGO パートナーシップ(PJP:Philippines-Japan NGO Partnership)」(フィリピン現地NGOが19団体参加するネットワーク)と連携して、フィリピン滞在中の職員・西島が中心となり、情報収集や支援活動の準備にあたっています。
▶日比NGOネットワーク(JPN)とは(リンク:http://jphilnet.org/about/
▶比日NGOパートナーシップ(PJP)とは(リンク:http://jphilnet.org/pjp/


■ご協力の方法
下記口座(ゆうちょ銀行)にて、募金を受け付けております。(JPNでは物品のご寄付は受け付けておりません
  ゆうちょ銀行からのお振込み   他銀行からのお振込み
  口座番号:00140-6-338579
  加入者名:日比NGOネットワーク
  店名(店番):〇一九(ゼロイチキュウ)店(019)  預金種目:当座
  口座番号:0338579  受取人:日比NGOネットワーク
(店名を入れる時、最初にゼロの「セ」を押すと数字が出ます)

※お振込の履歴からはご連絡先の情報を得られない場合があります。お名前、ご住所、お電話番号をJPNまでご連絡ください。(電話:03-3945-2615 Fax:03-3945-2692  メールアドレス:jpn@acc21.org)
※事務局活動費(現地との連絡調整活動費、海外送金手数料、国際通信費を含む)として、最大20%を目安に充当させていただきます。事務局活動費は最小限度といたします。


【情報源、その他関連サイト】
・National Disaster Risk Reduction and Management Council
http://www.ndrrmc.gov.ph/
・Official Gazette of the President of the Philippines
http://www.gov.ph/crisis-response/updates-typhoon-yolanda/
・フィリピン赤十字
http://www.redcross.org.ph/
・被害や支援に関するポータルサイト
Bangon Philippines
http://bangonphilippines.appspot.com/
・フィリピンのメディア
Inquirer net
http://www.inquirer.net/


【問合せ先】
日比NGOネットワーク事務局(西島、アンガラ)
(特活)アジア・コミュニティ・センター21内
〒113-8642 東京都文京区本駒込2-12-13 アジア文化会館1F
TEL: 03-3945-2615    FAX: 03-3945-2692
E-mail: jpn@acc21.org